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共話シリーズについて

趣意書

ごあいさつ: テキスト
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中村安秀

 

国際ボランティア学会会長

公益社団法人日本WHO協会理事長

国際ボランティア学会では、東日本大震が起きたときにまだ小学生だった学生も

気軽に参加でき、共に話せるような連続セミナーを企画しました。

共話シリーズ「東日本大震災 支援する人 される人」

「共話」というのは造語です。

ブラジルの教育思想家でもあり偉大な実践者でもあったパウロ・フレイレは伝達ではなく、

「対話」の重要性を世界に知らしめました。

お互いが理解を深めていくのは、対話だけではないのかもしれません。誰かとともに対象をな

がめながら、問わず語りのよう自分の思いを話すとともにとなりの人の声に耳を傾ける。

「共話」もまた、理解を深める大きな行動なのかもしれません。

「東日本大震災」から10年。被災地においても、震災を直接に経験していない人たちも増えて

います。被災地の外では、東日本大震災のことをほとんど知らない世代も少なくありません。

経験した、経験していないということで分断するのではなく、気軽にともに話せる機会を提供したい。

そんな思いで「共話シリーズ」をはじめたいとおもいます。

 なお、「支援する人 される人」というフレーズは、

服部正也元ルワンダ中央銀行総裁の遺書ともいえる名著『援助する国 される国』(中央公論新社)に

ヒントをいただいたことを記しておきます。

ごあいさつ: 概要
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阿部健一

国際ボランティア学会理事
総合地球環境学研究所教授

ごあいさつ: 概要
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